まずは、墨出しです。
この時、木目の向きを考えてどちらを吹き口にするか決めます。
のちの、仕上がり(木目)にも影響しますので大事なポイントになりま
す。
線に沿って、彫刻刀で丸い(半円形)の溝をほっていきます。なかなか手間がかかります。
両方、削れたところで、荏油(マルタ一番しぼり純正荏油100%植物油)を、薄く伸ばしながら塗ります。
水分に対する保護になります。
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木工ボンド(ホルムアルデヒドが含まれてないもの)で接着。
クリップでしっかり固定します。
接着したらカンナで、削っていきます。
慎重に、削っていきます。
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・後は、形が整ったあと、サウンドホールの四角の穴を、ヤスリで削りながら調整していきます。(バードは、予備を作っています。)
・あと、指穴の大きさと、ピッチの調整をします。(KORGのチューナーで音を確認しながら、丸ヤスリで微妙に指穴を削っていきます。 )
・表面の塗装
・荏油を、塗ります
・塗装の乾燥の間、バード部分を作成します。
・乾燥した後、仕上げの塗料を塗ります。(ターナー社製のオイルステインとグロスフィニッシュを使っています。いずれも天然植物製塗料です)
・表面に、蜜ロウワックスを、薄く伸ばしながら、磨けば完了です。
・塗装仕上げ後、サウンドホールと指穴のピッチの微調整を行います。
以上が、大まかな流れになります。
塗装の乾燥、そして微調整を考えると、どうしても1週間位はかかります。
作成後、インディアンフルートの、表面の色が微妙に変わっていくのも楽しみの一つです。使っていくうちに、木肌の味がでてきます。